「THE ANTIQUE BAND 第15回定期演奏会」の一日

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12月とは思えぬ暖かな日が続いています。

少し時が経ってしまいましたが、「THE ANTIQUE BAND 定期演奏会」の一日を書き留めておきたいと思います。
演奏会の朝

去る11月24日(土)、この10年所属させていただいている「THE ANTIQUE BAND」の定期演奏会が、岐阜県大垣市のスイトピアセンター音楽堂で開かれました。

朝8時50分、前半のバロックプログラムで使うチェンバロを搬入。

ステージマネージャーやお手伝いの方々が手際よく楽器と譜面台をセッティングし、毎年大坂の茨木市から来てくださる引野さんが、プログラムの曲目に合わせてさっそく調律をしてくださいます。

観客を迎える前のホールに調律の音が響き

最終練習を待つ間は、いつもながら緊張感が溢れてきます。

何年やっても、練習を重ねても、体の中が無重力になったような落ち着かない感覚は変わりません。

この緊張をうまく集中に変えて、と念じつつホールの響き具合を感じます。

最終練習では、残響や音の混ざり具合を確認しながらフレーズの出、互いの呼吸、アンサンブルを調整していきます。

普段の練習場では気にならなかった部分や聞こえなかった音が、この場では感じ取れることがあり、耳と目と頭をフルに傾けてのアンサンブル。

見られなかった風景が急に開けて充足感を得ることも、思いがけない箇所が不安になることも・・・。

心を研ぎ澄ました恐ろしくも愉しい練習は、開演1間半前まで続きました。
楽屋は賑やかに

楽屋に戻ると昼食タイム。

意外なほど緊張感はなく、各々持ち寄ったお弁当やお菓子をいただいたり

着替えながらのドレス談義で賑やかなひとときです。

今年は、賛助出演の方がこんなにキュートなクッキーを焼いてきてくださり

写真撮影で盛り上がりました。
さぁ、本番へ

ホールが開場しお客様が席に着かれる頃になると、本番直前の緊張感に襲われますが

同時にわくわくするような高揚感も満ちてきます。

ベルが鳴り、さぁステージへ

第1部はバロックの3曲、第2部ではストラヴィンスキーのバレエ曲を演奏しました。

ANTIQUE BANDは、結成当時から「バロック音楽と20世紀以降の音楽を指揮者なしで演奏する」スタイルを続けています。

岐阜という地方都市で、人気の高い古典派やロマン派の音楽を除いたプログラムはなかなかチャレンジングですが

知る人の少ないコレルリの合奏協奏曲を毎年取り上げ、第12回定期演奏会をもって全曲演奏を達成したり、ヴィヴァルディの「四季」とピアソラの「ブエノスアイレスの四季」を組み合わせたり。

「他では聞けない」と楽しみに足を運んでくださる方も増えてきました。

演奏する立場に置き換えても

ひとりではできない音楽、オーケストラで指揮者の思い描く世界を具現化していく音楽にはないものがここにあると感じています。

本番の演奏では、小さなほころびもありましたが

その時しか味わえない音を、音楽の瞬間瞬間を、幸せな空気を、メンバーとともに共有することができたように思います。

ヘンデルの合奏協奏曲も今年で3曲目

9曲が残されているので、あと9年は頑張らないとね。
ステージが終わると

今年は演奏会終了後、メンバー全員で写真を撮りました。

柔らかい表情に安堵感と充足感が現れているように感じます。

音楽は心愉しい大切な存在

これからも心と耳を澄まして、音楽を奏でていきたいと思う一日でした。

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