北海道大地震、停電でも営業のセイコーマートの危機管理力と理念

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6日の未明に起きた北海道大地震。

全道295万戸の停電は徐々に解消しつつありますが、完全復旧までにはまだ時間がかかりそうです。

多くの食料品店で、休業せざるを得ない状況が続いている中
北海道地元のコンビニエンスストア「セイコーマート」は地震直後からほとんどの店舗が営業し、不安を抱える道民の頼もしい存在になっているそうです。

地元の方々から発信される情報や、会社そのもののリスク管理、理念などから「セイコーマート」の対応力を探ってみたいと思います。

車のバッテリーから店内への電力供給

「車のバッテリーを使って営業するセイコーマート、優秀すぎる」

「セイコーマート、ほぼ全店営業するわ、どうせ溶けるからとアイス無料で配るわ、停電なのにホットシェフであったかいおにぎりその他総菜作りまくるわ、レジもオフラインで使えるやつだからお会計スムーズだし、めちゃめちゃ神。本当に神。・・・」

被災された方々からツイッターなどを通して次々に「セイコーマート」の奮闘ぶりや感謝の言葉が発信されています。

投稿されている写真を見ると、プラグインハイブリッドカーや電気自動車でなく、普通のガソリン車のシガーソケットから給電して店内に電気を供給している様子がうかがえました。

すごい!

さらに、店内に設けられている「ホットシェフ」という厨房では、ガスを使って手作りのおにぎりや、店舗によってはお惣菜も提供しているとのこと。
ある特定の店舗の限られたサービスでなく、「ほぼ全店舗で」というところも素晴らしい。

経験が生きた災害時への対応
「セイコーマート」は、2011年の東日本大震災で関東にある店舗や工場が被災しています。

その時の経験を次に生かそうと、緊急時の店舗の運営や被災者への救援について事業計画を練り直し、対策を立て、設備を整えていたのだそうです。

2013年に安平町と災害時における応急生活物資の支援協定を結び

2016年には、釧路市にあった配送センターを

津波の心配がなく、ICや釧路空港にも近い下舌辛に新築移転をしました。

ここには、自家発電設備を2台(330KV×2)と35000klの重油タンクが置かれ

停電になっても最大20日間稼働できる準備が整えられているそうです。

また、自前の給油スタンドも持っており、常に使用している40台のトラックで道内各店舗とセンターの間を3週間おうふくできるのだそうです。

こうした危機管理が、今回見事に生かされているのですね。

「セイコーマート」とは

「セイコーマート」は、1971年北海道に生まれたコンビニエンスストアです。

最大手のセブンイレブンが1974年に第1号店をオープンさせているので、

先がけること3年。日本にまだ「コンビニ」という概念も前例もない中の誕生でした。

北海道民以外には、ほとんど知名度がない「セイコーマート」ですが

なんと、「顧客満足度全国NO1」に6年間の調査の中で5回も輝いています。

この「セイコーマート」が大切にしていることをマーケティング企画部の佐々木威知さんの受けたインタビューからピックアップしてみます。
【セイコーマートの理念】

●一般のコンビニがやらないことをやる

●むやみに手を広げず、基本的に北海道を出ない

●地産地消を大切にする

●手作りのお惣菜を充実させる

●地元の人に喜ばれることを最重視

大きな地震に襲われ、さらに停電という不自由で不安な生活を余儀なくされた北海道の人々を支える地元発のコンビニ。

大手とは違う迅速かつ優しい対応力で頼もしい底力を発揮しています。

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