本離れといわれる中で「こどもの本総選挙」に大きな反響!

こどもの本総選挙の結果に反響!

新聞に「こどもの本総選挙」の記事があり、興味深く読みました。

「こどもの本総選挙」は、小学生を有権者に、「おしりたんてい」シリーズを出版しているポプラ社が昨年の11月から今年の2月まで実施し「一番好きな本」への投票を呼び掛けたものです。

図書館や書店だけでなく、学校単位で投票に加わるなど、予想を越える広がりを見せ、約13万人が参加し、上位100冊が発表されました。

結果は5月に公表されていましたが、夏休みに入って再びクローズアップ。

親や先生が勧めるのではなく、同じ世代が「面白い!」「この本が好き!」と選んだ本に関心が高まっているようです。

人気作家の絵本、懐かしいロングセラーの作品、ちょっと毒を効かせたものと大人がよんでも楽しめる本がランクインしています。

総選挙ベスト10

1位 「ざんねんないきもの事典」

今泉忠明著(高橋書店)

一生懸命なのに、どこかざんねんないきもの。ほとんどのホタルは光らない、カバのお肌は超弱い・・・。動物たちの知られていなかった一面をユーモラスに語る一冊です。

2位 「あるかしら書店」

ヨシタケシンスケ著(ポプラ社)

町はずれにある「あるかしら書店」には月明かりの下でしか読めない本など、ちょっと不思議な本やグッズが満載!本っていいなと思える素敵な絵本です。

3位 「りんごかもしれない」

ヨシタケシンスケ著(ポプラ社)

テーブルに置いてあるりんごは「りんごじゃないかもしれない」ひとつのりんごから想像の世界を広げる話題作です。

4位 「続ざんねんないきもの事典 おもしろい進化のふしぎ」

今泉忠明著(高橋書店)

ざんねんすぎて愛おしい。どうしてそうなっちゃった?と読みながらつっこみたくなるエピソードが紹介されています。

5位 「おしりたんてい かいとうVSたんてい」

トロル 作・絵(ポプラ社)

おしりたんていのところに、かいとうUから家宝を守ってほしいとの依頼。最強の大泥棒から家宝を守れるのか⁉️

6位 「おしりたんてい いせきからのSOS」

トロル 作・絵(ポプラ社)

おしりたんていのところに暗号が書かれた紙と地図が送られてきた。地図に記されたジャングルへと向かうおしりたんていは・・・。

7位 「このあと どうしちゃおう」

ヨシタケシンスケ著(ブロンズ新社)

死んだおじいちゃんは怖かったかな?おじいちゃんのノートを開いてみると。死を考える発想絵本。なかなか深いです。

8位 「ぼくらの七日間戦争」

宗田理作/はしもとしん絵

明日から夏休み!そんな日にクラスの男子全員が消えた。

1985年に発売され、映画化もされたロングセラーです。あどけなさが残る宮沢りえさんが可愛かった。

9位 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」

廣嶋玲子作/jyajya絵(偕成社)

銭天堂にはふしぎな駄菓子がいっぱい。お菓子が呼び寄せるのは幸運か、それとも・・・。ちょっと怖くて不思議な一冊。

10位 「りゆうがあります」

ヨシタケシンスケ著(PHP研究所)

「ハナほじっちゃだめ」「びんぼうゆすりはだめ」って叱られるけど、ちゃんと理由があるんだ。

本離れといわれて

大人も子どもも本離れが進んでいるといわれます。

映像も、電子書籍も便利で楽しいけれど、ページをめくった先に新しい世界や思いがけない展開を目にしたり、文字や文章から読み取りながら主人公に自分を重ねたりする経験は得難いものと思います。

総選挙のアンバサダーを務めた芥川賞作家でお笑いタレントの又吉直樹さんは「本を読んで友達と感想を言い合うのは楽しい。一方で本を読んでどう思ったか自分と向き合うこともたまにはしてほしいです。」と話されていました。

出版社の枠を超えたこのような試みがきっかけとなり、子どもの感性に響く作品がたくさん生まれて、読書の文化が続くこと、本好きが増えていくことを期待したいと思います。

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