愛猫の死、ペットロスと向き合って

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レオンハルトの死

昨年の7月25日。

15歳と9か月で愛猫レオンハルトが逝きました。

「末期の慢性腎不全」と診断され、余命3日から2週間と告げられてから45日目でした。

腎臓病のための療養食、新薬「ラプロス」の投与、皮下輸液(点滴)の治療・・・。

治療といっても治る見込みはなく、わずかに働いている腎機能を何とか維持しつつ、吐き気やけいれんを起こさないようにコントロールするのが精一杯でした。

亡くなる3日前まで自分で食べ、最期の日まで水を飲んでおしっこも自力で出し、彼も彼の腎臓も本当によく頑張ってくれましたが、心臓が悲鳴を上げて救うことは叶いませんでした。

闘病中は大好きだった母の療養室に寝床を作り、夜には私もマットを敷いて川の字になって眠りました。

起きているときはブラッシングをしたり、マッサージをしたり、たくさん話をしたり・・・。

眠る時も、脚先や尻尾の一部を触れてくるので、ずっと一緒という感覚でした。

若いころは随分やんちゃ坊主でしたが、病気になってからはよく甘えて、最期まで本当に可愛い子でした。

苦しかったペットロス

亡くなってお葬式をし、遺骨になって戻ってきたころから、言いようのない悲しみが襲ってきました。体は重くどこまでもどこまでも沈んでいくような感覚でした。

母は寝込んでしまい、始まっていた認知症が進んでいきました。

私は一緒になって寝込んでしまうわけにはいかないので、妙に力が入って仕事や介護に逃げていたような気がします。そして仕事からの帰りに車の中で泣いたり、夜レオンハルトの霊前で話しかけながらいっぱい泣きました。

重いペットロスにならないために私がしたこと

1 ひとりになったら悲しみを押し殺さず、泣きたいだけ泣く

2 仕事など、まったく違う世界や時間は大切に過ごす

3 楽しかった思い出や与えてくれた幸せを言葉にする

4 後悔を謝る

5 早く立ち直ろうと頑張らない

ペットとのかかわり方も、死後の悲しみの乗り越え方も人それぞれで正解なんてありませんが、私の場合は亡くなってから1か月くらいは毎日毎日霊前で泣いていました。

悲しむことは、悲嘆の症状とともに、自分を癒していく行為だったように感じます。悲嘆にくれることによって悲嘆を乗り越えていけるのではないかと思うのです。

今でも、時々涙が溢れますが、無理に抑えず泣いたり笑ったりしながら話しかけています。

悲しみが強かった時期に、ただじっとしていると却って苦痛が強く感じられるように思えました。幸い母の世話や私を待っていてくれる仕事があり、無になって働く時間をもてたことが、大きな助けになったように思います。

レオンハルトと過ごしたほとんどは楽しいこと、笑いの連続でした。哀しさに支配されそうだけれど、小さなころからのエピソードを思い出しながら、ひとりで、時には母も交えてたくさんお喋りしました。

一番の後悔は病気を見逃していたことです。「早く気付いてあげられなくてごんめんね」「点滴で痛い思いをさせてごめんね」とこれも封じ込めずに口にしました。

また、彼の命を奪った「慢性腎不全」について勉強し、あの時点での治療や闘病環境はあながち間違っていなかったことに納得したり、新しい検査法や治療への希望も見つけたりしました。

そして、今でも続く喪失感はそのまま受け入れて、頑張って忘れたふりをしません。

ペットロスに備えるために

次の猫を迎える勇気がまだもてずにいる私ですが、ペットロスに備えるために心掛けたいことをまとめてみます。

1 ペットは自分よりも先に逝くもの、先に逝くべきものと自覚する

人に比べて犬や猫の寿命は短く、命を預かった飼い主は最期の看取りをするのが役目でもあります。ペットが元気なうちから老い支度や終末期のケアを含めて考えておくことも大切なのかもしれません。

そして、絶対先に自分が逝かないこと。飼い主としてしっかり見送ってあげることが責任なのだと思います。

2 ペットに過剰に依存しない

深い愛情を注いで共に暮らすことは前提ですが、人生の目標にしてしまったり個人として自立した人間がペットを慈しむというスタンスを超えてしまわないようにと自戒を込めて思っています。

ペットは飼い主に依存しなければ生きていけませんが、飼い主は過剰に依存せず愛しながらも程よい心の距離を保つほうがよいのではないかと・・・。

ペットロスにならない方法なんていくら探しても見つかりはしません。思う存分悲しんで愛猫のことはいつまでも忘れずにいる。

そしてその経験をいつか迎えることができる(かもしれない)猫に生かせれば、レオンハルトへの供養にもなるのかなと思っています。

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