猫の慢性腎不全、病気のサインに気づいていれば・・・。

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今日7月25日は、愛猫レオンハルトの1周忌です。

横須賀のキャテリーで生まれたレオンハルトは、2ヶ月半母猫のお乳をしっかり飲んでから迎えたためか免疫力が高く、歴代の猫に比べても丈夫で、元気で、病気知らずでした。

先代猫が21歳の大往生だったことも油断に繋がったのでしょう。

15歳を過ぎても食欲旺盛、好奇心旺盛!

毛艶がよく、体重もどっしり保っていたため、まだまだ長く私たちの傍らに居てくれるものと信じて疑いませんでした。

急な変調と悲しい告知

昨年の6月初旬。

原因は分かりませんが、週末に後ろ足を亜脱臼してから急激に弱り、2日後にはお風呂場で温水を飲んだまま動こうとしなくなってしまいました。

あくまで足を診ていただくつもりで病院に行ったのですが、レントゲンや血液検査の結果を受けて診断されたのは

「末期の慢性腎不全」

すでに検査機の針が振り切れてしまうほど悪化しており、クレアチニンの数値は測定不能。

「今晩かもしれないし、3日後かもしれない。2週間後に命があるとは思いにくい状況です。」

いきなりの余命宣告です。

それでもと食い下がって、できる限りの治療をお願いしました。

元々の基礎体力と輸液治療、ラプロスという(中度までの腎不全にはかなり効力があるとされている)新薬、療養食のお陰で、その後45日間病と闘ってはくれましたが、彼の命を救うことは叶いませんでした。

私たちは、何を見逃していたのだろう?

もっと早く気づいていれば、救えたのではないか?

今でも、後悔と申し訳なさが胸を塞ぎます。

喪失感や悲しみが癒えた訳ではありません。

でも1年を経て病気のことをまっすぐ見つめ、気持ちを整理するとともに、猫を飼っていらっしゃる方々に少しでも参考になればと「猫の慢性腎不全」についてまとめてみたいと思います。

猫に慢性腎不全が多い理由

猫の祖先はリビア山猫といわれています。

本来砂漠地帯の動物で、水分摂取が少なく尿を濃縮して排泄するような体の仕組みができています。それが腎臓に負担をかけ、腎不全にかかりやすいのではないか、と言われています。

また、犬などの動物では腎臓の組織が傷んだとき修復のために働くAIMというタンパク質が、猫は十分に機能しないことが近年の研究で分かってきました。

さらに、腎臓のろ過機能の役割を果たすネフロンという組織がひとつの腎臓に人が約100万個、犬が約40万個に対して猫は20万個と少ないのも原因のひとつと考えられます。

慢性腎不全の進行

腎臓が徐々に炎症を起こしてネフロンが繊維化し、腎臓全体の機能が低下してしまう病が「慢性腎不全」です。

高齢の猫に多く、10歳以上の猫の3割~4割が抱えているとも言われています。

この病気の怖いところは、ゆっくり静かに進行するだけでなく、目に見える症状が現れにくく「慢性腎不全」の定義75%以上腎機能が損なわれた状態でも無症状の場合があることです。

1度壊れた組織は治療しても元には戻らないので、小さな変化、変調を見逃さず、早期に発見して病気の進行を食い止めるしかありません。

慢性腎不全のサインを見逃さないで!

猫は本来、水をあまり飲みません。

だから、水をよく飲むようになったり大量にオシッコをするようになったらまず、腎臓病を疑ってみてください。

腎臓の機能が衰えると尿を濃縮できなくなって、薄いオシッコがたくさん排出され、水をよく飲むようになります。

さらに、食事量や体重に変化が見られたらすぐに動物病院で診ていただくことをおススメします。

猫も犬も、少しくらいの不調ではそぶりを見せてくれません。ぎりぎりまで頑張ってしまいます。傍で見ている私たちが病のサインを見逃さず、天寿を全うするまでともに暮らせるようにと願います。

まとめ

猫は腎臓病のリスクが高く、シニア の3~4割は慢性腎不全を抱えています。

以下のような症状や行動が見られたら、「慢性腎不全」かもしれないと疑って、受診してください。

●水を飲む回数や量がふえた。

●トイレの回数や量がふえた。

●オシッコの色が薄くなった。

●オシッコの匂いが和らいだ。

●食事量が減った。

●体温が低くなったり寒がるようになった。

●吐く。

●体重が減ってきた

●口臭がする。

食事に気を付けていても、慢性腎不全にかかってしまう猫は多くいます。

年齢とともに避けられない面があるかもしれません。

これといった予防法もありません。

それでもやはり、良質な食事と新鮮な水を摂り、おやつは控えめに。

そして、定期的な健康診断を受けることが予防に繋がります。

サインを見逃さず、早期発見できれば進行を食い止めながら元気に長く生きることも可能になってきました。

猫と慢性腎不全。

ある意味、宿命だからこそ、守ってあげたい病です。



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