かこさとしさんを偲んで

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「カラスのパンやさん」、「だるまちゃんとてんぐちゃん」、「にんじんばたけのパピプペポ」、「どろぼうがっこう」など、数多くの絵本を世に送り出してきたかこさとしさんが、5月2日に92歳でお亡くなりになりました。

「まだまだ書きたいものがたくさんあるんです。」「お休みするのは、死んでからにします。」と死の直前まで筆をとり続けたかこさんの姿を、先日放映されたドキュメンタリーでご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

9年ほど前から病を得、痛みと対峙しながら創作への意欲を燃やし続けたかこさん。視力が衰え視野が狭まっても描き続けたかこさんの逝去に、深い感謝と哀悼の気持ちを込めて、1ファンの想いを綴ってみたいと思います。

【 かこさとしさん 追悼コーナー 】

かこさんの訃報が流れた5月の連休明け。日本各地の図書館や本屋さんで追悼コーナーが設置されましたが、そこは「ありがとう」の言葉とともに不思議な明るさに包まれているように感じました。

かこさんが描いた絵本の中の子どもたち、たくさんの動物たちの快活な笑顔、その絵本を開いて楽しそうに読み進める子どもたちのキラキラした目。
かこさんの絵本、かこさんの人柄を愛する私たち大人は、笑顔いっぱいの絵本と子どもたちを見ながら、感謝と寂しさで心の奥で泣いていました。

図書司書や書店員の方の中には、エプロンに黒いリボンをそっと付けて仕事をしていた方もいたとのことです。

【 かこさとしさんの絵本 】
60年に渡る絵本作家としての活動。世代を超え親子2代、3代に読み継がれている絵本もたくさんあります。

「子どもたちのために」と描かれた絵本を今手に取ると、人種や種をも超えた多様性を認め、平和を願うその世界観に心が熱くなります。

ユーモアに溢れ、驚きや優しさを感じ、何度開いても飽きない楽しさがいっぱいです。まだ手にしたことのない方も、ぜひこの機会にかこさんの世界に触れてみてください。

「からすのパンやさん」の紙面いっぱいのパン。
アイディアに富んだ可愛いパンを見ながら「どのパンが好き?」と語り掛ければ、お子さんと一緒に優しい時間が流れます。

「てんぐちゃん」シリーズでは、日本各地に残る郷土玩具や暮らしの知恵、「遊びの世界」に触れることができます。

ぶっそうだけどあり得ない面白さに満ちた「どろぼうがっこう」。
にんじん嫌いな子どもたちもつい食べたくなる「にんじんばたけのパピプペポ」
どれにもみな、かこさんの大きな人柄と知恵と愛が詰まっています。

【 絵本の中に感じる音楽 】 
かこさとしさんの絵本の中には、根底に音楽が流れているものが多いように感じます。

♪ぬきあし さしあし しのびあし ♪ぬきあし さしあし しのびあし
「どろぼうがっこう」のフレーズは、読んでいると歌のように口ずさんでしまうし♪にんじんばたけのパピプペポー も自然にメロディーが出てくるような気がします。

4年前に出版された「パピプペポー音楽会」では40年前の「にんじんばたけのパピプペポ」の中で完成した音楽ホールで、全世界から集まってきた動物たちが壮大な音楽会を繰り広げます。

まだまだたくさんの絵本を、そして教えをいただきたかったけれど、92歳のその時まで信念に生き、創作に生き切ったかこさとしさんのご冥福を心からお祈りし、未来を託す子どもたちに伝えたかった想いを、微力ながら発信していきたいと考えています。

先日のドキュメンタリーが明日7月1日に再放送されます。
お時間のある方は、ぜひご視聴ください。

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